アンティークコイン市場は拡大中!?コイン投資で成功するための4つのコツ

2020/6/19|著者: アンティークコインタイムズ編集部

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投資と聞くと、「なんだか怪しそう」「値下がりするリスクがある」みたいな不安からなかなか手が出せないという人は多いのではないでしょうか。しかし、投資・資産運用の手法や対象となるものは複数あり、なかにはリスクを抑えて利益を得られるものも存在します。

その1つの対象が、アンティークコインです。日本ではアンティークコインの認知度はまだまだ低いですが、海外の富裕層はアンティークコインを資産運用の手段として利用しています。

そういわれると今後のアンティークコイン市場の動向について気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、アンティークコイン投資の基本的な知識から、アンティークコイン市場の動向、そしてアンティークコイン投資を成功させるためのコツまで、わかりやすく解説します。

 

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アンティークコイン投資とは?

アンティークコインとは、数百年前に発行された諸外国の硬貨(金貨・銀貨など)を指します。現在、全世界で20万種類ほどあると言われるアンティークコインですが、そのうちの200~300種類のコインには、デザイン性や歴史的観点から希少価値(プレミアム)がついており、世界的なコレクターや富裕層の間で投資対象として扱われています。

 

アンティークコインが資産運用に向いている理由

投資には、株や債権、投資信託や不動産、金など様々な商品がありますが、数ある資産運用商品の中で、なぜアンティークコインが注目されているのでしょうか。

 

理由1.値上がり益(キャピタルゲイン)が期待できる

アンティークコイン投資は、値上がり益を得られる可能性がある資産運用方法です。その歴史は、300年以上続いています。また、これまで経済情勢の悪化や金融危機など、資産価値が下落する局面でもほとんど値崩れすることなく、その価値を維持しています。

英国・STANLEY GIBBONS社が作成する「GB200 Rare Coin Index」(イギリス発行のコインの中で、価値の高い200銘柄の直近20年間の価格推移を指標化)によると、リーマンショック時でさえも、他の資産価値が下落するなか、アンティークコインの価格は年平均約125%の上昇(*1)、10年平均の上昇率で見ても約194.5%(*2)の伸び率を記録しています。

*1)UNIVERSAL COINの数値データ抜粋
*2)幻冬舎の数値を引用

 

理由2.アンティークコイン市場は拡大傾向、相場は昇り調子

2020年以降も、アンティークコイン市場は盛り上がりを見せていくと思われます。2020年10月に行われた第6回MDCオークションでは、ワールドレコードが続出し、ハイグレードなコインは非常に高い価格で落札されています(詳しくは、YouTube動画を参考)。

 

 

上記は、モナコで開催されたオークションなので海外のアンティークコイン市場ということになりますが、国内のアンティークコイン市場はどうでしょうか。

国内のアンティークコイン市場は、海外と比べるとまだまだ参加者が少なく、オークションへの出品数等も乏しい状況です。とはいえ、国内のアンティーク市場も徐々に盛り上がりを見せてきています

例えば、日本初のコイン専門オークションを開催したことで有名な「日本コインオークション」。2020年7月に開催された第51回では、イギリスヴィクトリア女王の5ポンド金貨(通称:ウナライオン)が出品され、3,200万円で落札されています。続いて2番目に高い落札価格となったものは、ドイツニュルンベルクの9ダカット金貨(都市景観)で、3,050万円で落札されています。

▼第51回日本コインオークション
https://www.ncanet.co.jp/auction/42?sort=price&area=&material=&era=&grade=

このように、日本でも数千万円という桁のコインが落札されるなど、国内のアンティークコイン市場も賑わいをみせています。

アンティークコインは、オークションやディーラーからの直接購入、個人間での取引が一般的なので、正確な市場規模は把握しづらいものの、上記の落札価格をみてもある程度大きな市場であることがわかります。

 

理由3.メンテナンス・維持費が不要

アンティークコイン投資が注目される理由として、メンテナンスやコインの保管・管理の簡便さがあります。

アンティークコインの保有には、税金やメンテナンス費、ランニングコストなどはほとんど必要ありません。例えば、不動産やワインなどの現物投資の場合、不動産には固定資産税や修繕費、ワインや絵画であれば保管場所やメンテナンスなど、投資対象に応じた手間やコストが発生します。

しかし、アンティークコインは購入後、傷や劣化を防ぐプラスチックケースに入れておけば、税金や保管場所、メンテナンス費を気にすることなく、長期間保有することができるのです。

 

アンティークコイン投資をする3つのメリット

値上がり益への期待、管理・維持の簡便さ、市場規模の拡大とアンティークコイン投資に注目が集まる理由について理解できたところで、次はアンティークコイン投資を行うメリットについてみていきましょう。

1.希少価値の高さ

アンティークコイン投資のメリットは、希少価値が高く価値が落ちづらいことです。

300年以上の歴史を有するアンティークコインは、現存する名品コインほど、発行枚数や残存枚数が少なく、市場で取引される流通量も限定されているため、需給バランスの関係から市場価値が高まり続けています。

またアンティークコインは、鑑定会社が、その保存状態等を判断しグレード(格付け)*を決定しています。このグレードも、コインの価値や価格にダイレクトに影響してきます。

そのため、枚数が少ないかつグレードの高いアンティークコインだと、非常に希少価値が高くなります。

*グレード…完全未使用品・未使用品・準未使用品・極美品・美品・並品(日本の基準)

2.売買自由度の高さ

アンティークコイン投資は、オークションだけでなく、コインディーラーとの売買や個人間取引も活発に行われているため、売買自由度が高い投資対象といえます。

アンティークコインは、不動産投資等とは異なり、売買にタイムリミットや制限がなく、自分のタイミングで取引することができるため、価値を毀損することなく投資することが可能。

また、取引を代行してくれる業者も存在するため、個人間取引に不安がある人でも簡単にアンティークコイン投資を行うことができます。

3.安定的な資産価値

アンティークコイン投資の場合、他の金融商品への投資とは異なり、世界の政治や経済情勢の影響をほとんど受けないため、安定的な資産価値を維持することが可能になります。

アンティークコインは、株式や為替、債権取引、リート(不動産)投資などとは異なり、市場での取引は行われておらず、基本的にはオークションやディーラーとの売買、個人間取引がメインということもあり、短期的かつ投機的な投資家が少なく、価格は常に安定傾向にあります。

また、アンティークコインの現存枚数やグレードが価値を規定しているため、よほどのことがない限り、大幅な下落やリスクはないと言えるでしょう。

 

アンティークコイン投資を成功させる4つのコツ

アンティークコインは歴史的価値や芸術性が高く、コレクター心をくすぐるアイテムです。

一方で、アンティークコインを資産運用商品として購入する場合は、どうしても値上がり期待してしまうもの。しかし、値上がりを期待しすぎて本質的な価値を見落としてしまったときに、大きな損失を出してしまうのが投資の定めです。

ここでは、アンティークコインを楽しみながら資産運用としても成立させるために、アンティークコイン投資を成功させるためのコツを解説します。

コツ1.アンティークコインの価値を正確に見極める

アンティークコインは、発行枚数や残存枚数、保存状態などが加味されて資産価値が形成されています。そのため、購入するタイミングでは、アンティークコインの価値を見極めて購入するようにしましょう。

  • イギリス/1839年発行 ヴィクトリア女王 ウナとライオン 5ポンドプルーフ金額
  • イギリス/1937年発行 ジョージ6世 5ポンドプルーフ銀貨
  • イギリス/1701年発行 ウィリアム3世 ファインワークス 5ギニー金額

上記に記載したアンティークコインは、これまでの取引のなかで、価値が何倍にも上昇した銘柄の代表例を記載しています。これらのアンティークコインは、記念コインとして貴族階級にしか渡らなかったコインや、当時の鋳造技術や時代背景が残るコインばかり。

希少価値や保存状態にフォーカスするだけでなく、アンティークコインの歴史的背景を加味して購入することも成功の秘訣も言えるでしょう。

コツ2:長期的視点で投資する

アンティークコインは他の投資商品とは異なり、残存枚数が増えることがないので、希少価値の高いものであれば価値が目減りしていく可能性は低いため、長期投資向きの資産と言えます。反対に言えば、株式投資や不動産取引のように、短期的に利益を狙える投資対象ではありません。

そのため、短期的な利益を追求するのではなく、長期的な視点を持ってアンティークコイン投資を行うようにしましょう。

コツ3:信用できるショップで、適正価格のコインを買う

日本国内においてアンティークコイン投資は、まだ知名度が低く資産運用ツールとしての知名度も高くありません。

そのため、アンティークコインに対してあまり知識がない人や、これから収集をスタートする初心者の方は、信用できるショップからアンティークコインを購入するようにしましょう。

例えば、アンティークコインの知識に長けた認定ディーラーが運営しているショップはおすすめ。認定ディーラーの多くは、アンティークコインに関する豊富な知識を有しており、現在の市場動向や状況も熟知しています。

そのため、価値のあるコインの情報を持っていたり、現在の適正価格も把握しているため、価値の高いアンティークコインを適切な価格で購入できる可能性が高いでしょう。

とはいえ、中には市場の動向に疎いディーラーや、適正価格に乖離した値段で販売しているディーラーも存在します。「何か変だな」「ほんとに信頼しても大丈夫かな」と違和感を感じた場合は、購入を見送ることをおすすめします。

コツ4:鑑定済みのコインを買う

アンティークコイン投資を成功させるためには、コイン自体の真贋を見極めることが重要です。しかし、初心者の方がアンティークコインの真贋を見極めるのはかなり難しいのが実情。

そこで、アンティークコインを購入する際は、NGCやPCGCと言った世界的に知られている格付け鑑定会社が鑑定したアンティークコインを購入するようにしましょう。これらの第三者鑑定機関が鑑定したコインは、グレーディングによりコインの価値や信頼が担保されています。

これらの鑑定会社が鑑定したアンティークコインは、スラブケースと呼ばれる四角いプラスチックケースに収納されています。スラブケースには、収納されているアンティークコインに関する情報が記載されており、コインの真贋の判断だけでなく、コインの状態の評価や希少性なども確認できるため、安心してアンティークコインを保管することができます。

 

アンティークコイン市場への投資を検討してみよう

前述したとおり、アンティークコイン投資は、まだ日本ではあまり馴染みのない資産運用。しかし、欧米の富裕層をはじめ、中国やインドなどの新富裕層の間では、投資の常識とも言われる注目の投資対象の一つとなっています。

また、アンティークコインの価値は、発行枚数や残存枚数、美術品的価値によって担保されており、投資対象としては非常に魅力的と言えます。

株や債権、リートなどの商品以外に、現物でも資産を確保しておきたい。アンティークコインに歴史的価値や時代のロマンを感じ、楽しみながら長期的に資産運用にチャレンジしたいという方は、ぜひアンティークコイン投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

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タグ: アンティークコイン投資/資産運用

アンティークコインタイムズ編集部

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