アンティークコイン投資と株・不動産投資の違いを比較!価格推移やメリット・デメリットは?

2020/10/2|著者: アンティークコインタイムズ編集部

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アンティークコイン投資をこれから始める方の中には、すでに株式投資や不動産投資を行っている方も多いと思います。アンティークコインは株式や不動産と比べてどのような特徴があるのでしょうか。

昔からよく「卵は1つの籠に盛るな」といわれるように、株式や不動産、その他の金融資産と分散投資を行うなら、アンティークコイン投資はまさに最適なヘッジ効果を生み出す投資方法だといえます。

今回は、アンティークコイン投資と株・不動産の違いをわかりやすく解説していきます。今後の資産運用にぜひお役立て下さい。



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アンティークコイン投資とは?

たった一枚の古いコインが巨額な富みを生み出すかもしれない、そんなアンティークコイン投資に興味を持つ方が国内でも増えてきているようです。

株式や不動産など様々な投資方法がある中、アンティークコインとはそもそもどのような投資方法なのかを最初に簡単に見ていきましょう。

 

アンティークコイン投資の特徴

アンティークコインとは、主に欧州や欧米の古いコインのことを指します。時々アフリカやアジア・日本の古い通貨なども取引されていますが、美術的価値が高い欧州・英国のコインは圧倒的な人気があります。

ひとことでアンティークコインといっても、100年未満のコインもあれば、紀元前にまで遡るコインもあります。金や銀、銅、メタルなど素材やデザインも異なり、多種多様なコインが売買されています。

コインの売買価格の相場は実に幅広いのが特徴で、安いものは数千円程度、高いものだと数千万円で取引されることもあります。

古いコインは年月が経つにつれ入手が難しくなります。そのコインに描かれた肖像やデザインが美しいものは人気が高まり価格が高騰します。比較的安い価格で購入したコインの値上がりを待って、売却して利益を得る、これがアンティークコイン投資の大まかな特徴です。

 

コイン価格高騰の例

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▲1937年ジョージ6世5ポンド金貨

例えば、価格が高騰した代表的なアンティークコインに「1937年ジョージ6世5ポンド金貨」があります。

2014年に100万円程度で売買されていたコインは4年後には、およそ2.4倍の240万円に跳ね上がっています。

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▲1937年ジョージ6世5ポンド金貨の価格推移

ちなみに、このジョージ6世5ポンド金貨は2020年7月の落札価格は560万円、グレードによっては1,000万円前後の値がつくこともあるのです。

希少価値が高く、人気があるコインであれば、100万円で購入したコインが10年後には約10倍の価格で売却できるかもしれないわけです。すべてのコインで値上がりが期待できるわけではありませんが、5年後、10年後の価格高騰が狙えるアンティークコイン投資は手堅い資産運用の1つだといえます。

 

アンティークコインのメリットを株・不動産と徹底比較!

アンティークコイン投資は貴金属や美術の要素を合わせ持っているため、株や不動産では得られないメリットがあります。株や不動産などの金融商品に対するリスクヘッジ効果も期待できる投資方法です。

では、アンティークコイン投資のメリットを株・不動産と比較しながら解説していきます。

 

1.取り組みやすさとメンテナンス

[アンティークコインの場合]

アンティークコイン投資は、誰でも簡単に取り組めることが大きなメリットです。世界中どこでも取引が可能で、サイズも小さいので持ち運びも容易です。

日々移り変わる日経平均や不動産価格を気にする必要もありません。購入後はケースに保管しておけば、半ば放置状態にて気長に値上がりを待つことができます。趣味も兼ねて鑑賞して愉しめるのもアンティークコインの魅力です。

 

[株・不動産投資の場合]

株式投資の場合は、まずは株式の仕組みを学び証券会社に口座を開設して、取引ツールの操作方法を覚えなければなりません。経済ニュースをこまめに確認し、企業の業績をリサーチしたりチャート分析したりと多大な労力がかかります。

不動産投資の場合は、税金の種類だけでも幾多とあり、1件の不動産を購入するためには膨大な不動産の知識を得なければなりません。素人には非常に難しい投資方法となります。購入後にも土地・建物のメンテナンス、賃貸の管理などに手間や時間を要します。

 

2.収益性と価格上昇の見込み

[アンティークコインの場合]

アンティークコインは年月を経るほどに入手が難しくなり、価格が上昇する傾向にあります。1つ1つのコインは発行枚数が限られていて、もう2度と同じものを製造することができません。希少価値が高く、人気のテーマであれば数倍の収益を期待することができます。

以下は、エリザベス2世5ポンド金貨の10年間の価格推移です。10年間で4倍以上に価格が上昇しています。

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▲エリザベス2世5ポンド(ソブリン )金貨の価格推移

他にもジョージ4世やジョージ6世、そしてヴィクトリア女王のコインの中には20年間で10倍以上に値上がりしているコインもあります。100万円で購入したコインが1,000万円で売却できる可能性があるのです。

 

[株・不動産投資の場合]

国内株式の場合、数年間で数倍に価格が上昇する銘柄はごく稀です。日本経済は安定期に入っていますので成長のペースもゆるやかです。2010年の日経平均株価は9,000円前後、それから10年後の現在は23,000円前後で落ち着いています。10年間で2倍弱、3倍には満たない騰落率です。

不動産の中で最も上昇率が高い、東京23区のマンションの場合でもそこまで価格は上昇していないのが現状です。2007年には1㎡の単価が約55万円、2019年には約59万円と勢いに欠けるのが現状です。とくに今後は少子高齢化による不動産市場の低迷が危惧されている状況です。

 

安定性と普遍的な価値

[アンティークコインの場合]

次に注目しておきたいのが、アンティークコイン投資の安定性です。アンティークコインは貴金属と美術の普遍的な価値を合わせ持っているため、株式や不動産のように金融市場の影響を受けにくいのが強みです。

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GB200 Coin indexは2008年のリーマンショックの際にも価格が下がることはなく、上昇ペースを保っています。

 

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また、20年間の米国Rare Coin Indexの値上がり率は2000年を100%とした場合に2020年には432%まで上昇しています。3月4月のコロナウイルスの影響も見られません。

インフレ時には物価の上昇とともに価格は上昇。経済が低迷する時には、むしろ貴金属投資の一環としてアンティークコインが好まれる傾向にあります。株や不動産へのリスクヘッジとしてアンティークコインを購入しておく投資家も多いのです。

 

[株・不動産投資の場合]

株式市場は最も敏感な金融市場の1つで、経済ニュースや要人発言、各種統計データの結果などに大きく上下する傾向にあります。日経平均はリーマンショック時には3分の1近く、コロナショック時には約半額に価格が下がりました。

不動産は株式ほど敏感ではないものの、金融市場の動向に大きな影響を受けます。コロナショック時には、行動制限やテレワークの普及が進みオフィス系・商業施設・店舗系の不動産価格は10%以上落ち込みました。



アンティークコインのデメリットを株・不動産と比較!

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株式や不動産投資にはないメリットが得られるアンティークコイン投資ですが、もちろんリスクやデメリットもいくつかあります。

次に、アンティークコイン投資のデメリットを株式や不動産と比較していきます。

 

安全性とリスク

[アンティークコインの場合]

アンティークコイン投資で注意しなければならないのは、贋作や破損・紛失のリスクがあることです。NGCなどの鑑定付きでケースに入ったコインであっても、巧妙なテクニックで中身をすり替える詐欺もいます。

また、ネットでの売買が中心となる昨今では写真と違う、思ったよりも劣化がひどいなど、失敗するリスクがあります。さらに現物を所有するため、自身で破損・紛失してしまう可能性があるのです。

 

[株式・不動産投資の場合]

株式投資では、最近は証券会社の保護預かり制度が適用されていますので、現物で証券を保有する人はほとんどいません。紛失や破損、偽物の心配はまずないといえます。ただし、企業が経営破綻に陥れば、株式は全く価値がない紙切れに変わるリスクがあります。

一方、不動産は現物の土地や建物を保有しますので、破損・劣化のリスクは生じます。また、建物の状況や賃貸ニーズの有無などで価値のない不動産を購入してしまう危険性も有り得ます。ただ、不動産はサイズが大きいだけに紛失の恐れは皆無で余程のことがない限り価値がゼロ円になることは避けることができます

 

情報収集

[アンティークコインの場合]

アンティークコイン投資で1つの難関となるのが、国内では入手できる情報に限界があるということです。主要となるアンティークコイン市場は欧米や欧州です。コインの詳細を調べる際にも英語のサイトが見れない方は売買の際に不利です。

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日本のアンティークコイン市場の規模は、アメリカ(米国)の約60分の1に留まっているのが現状です。国内のアンティークコイン取引では、情報が少ないがゆえに個人での判断が難しく、初心者の方はとくにプロの業者の存在が必須となることがデメリットだといえます。

 

[株・不動産投資の場合]

国内株式や国内不動産を対象とした場合、個人でも得られる情報は非常に豊富です。

分析能力や判断力は別として、調べようと思えば多方面からあらゆる情報・データを得ることができます。投資機関や著名な分析アナリストの記事もあふれていることが株・不動産投資のメリットだといえるでしょう。

 

流動性と売買

[アンティークコインの場合]

最後にアンティークコイン投資で最も苦労すると思われるのが、国内では流動性が低い点です。日本でもアンティークコインの人気が高まってはいるものの、市場規模はまだまだ小さく、限られた場所・サイトでしか売買することができません。

流動性が高い欧米・欧州市場が利用できない方は、最適な売買のチャンスを逃してしまう可能性があります。コイン専門店を介してでも、海外市場への接点があった方が取引には有利です。

 

[株・不動産投資の場合]

株・不動産の場合は売買タイミングの難しさや、思った価格で売れないリスクはあるとしても、売買できずに困ることはあまりないといえます。

株式は東証がオープンしている限り、取引ツールを介して簡単に売買できる点がメリットです。不動産の売買では専門業者の存在が必須となり、売買の過程に時間がかかるのが特徴です。不動産の売買はアンティークコインよりもはるかに厄介だといえるでしょう。

 

まとめ 

今回はアンティークコイン投資は株・不動産投資とどのように異なるのか、メリット・デメリットを挙げながら比較していきました。

株式、不動産、債券、投資信託、貴金属、美術品に車、ワインなど様々な投資方法があります。複数の金融商品に投資を行う方も少なくないでしょう。そこで、いかに分散投資にてバランスよくリスクヘッジしていくかが、投資を成功させるコツだといえます。

確かに、アンティークコインには独自のリスクやデメリットもあります。しかし、安定性や収益性の高さから株式や不動産などハイリスク商品をしっかりカバーできる点が魅力です。分散投資、資産運用の一環として、いざという時のためにも、価値あるアンティークコインを一枚でも購入しておきたいものです。

 

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タグ: アンティークコイン投資/資産運用

アンティークコインタイムズ編集部

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